文芸サロン「箱館クリオネ文筆堂」
まるで異空間にでも建つような「箱館クリオネ文筆堂」
そんな世界観をイメージに、古書店でお気に入りの本を探すように、楽しんで下さい!
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ポチッと岩手!
遠野物語・第五十七話
遠野物語・第五十七話
2021-05-15
ポチッと岩手!
川の岸の砂の上には 河童の足跡と 云ふものを見ること 決して珍しからず。 雨の日の翌日などは殊に此事あり。 猿の足と同じく親指は離れて 人間の手の跡に似たり。 長さは三寸に足らず。 …
源義経と潮騒のメモリー
源義経と潮騒のメモリー
2021-05-08
ポチッと岩手!
ポチッと青森!
“世界遺産である岩手県・奥州平泉で 31 歳の若さで自害した源義経 ” …と、ここまでは日本史の歴史上のお話である。 しかし、平泉から北の地には、義経の足跡が伝説として残っている。 それが、 「…
イーハトーヴ海岸
イーハトーヴ海岸
2021-04-27
ポチッと岩手!
「イーハトーヴ」 とは、宮沢賢治のふるさとを示し、岩手県の愛称のように使われている事が多いが、『注文の多い料理店』の序文にあるように、 “著者の心象中に、この様な情景をもって実在したドリームランドとしての日本岩手県…
石川啄木、心のふるさと
石川啄木、心のふるさと
2021-04-15
ポチッと岩手!
小中学時代を、岩手県渋民村で 過ごした石川啄木にとって 渋民村は、生涯の心のふるさとだった。 かにかくに 渋民村は恋しかり おもひでの山 おもひでの川 啄木は、渋民村から見える岩手山を…
イーハトーヴ・春
イーハトーヴ・春
2021-03-29
ポチッと岩手!
むら気な四本の桜も 記憶のやうにとほざかる たのしい地球の気圏の春だ みんなうたったりはしったり はねあがったりするがいい ( 宮沢賢治『小岩井農場』より ) 春 …
天ぷらそばとサイダー
天ぷらそばとサイダー
2021-03-20
ポチッと岩手!
花巻農学校で教師をしていた宮沢賢治はよく 「今日はBUSHで一杯やりましょうか?」 と、花巻にある老舗のそば屋 「やぶ屋」 に同じ学校の先生や友人たちをよく誘った。 このお店のメニューで賢治が好きでよく頼んだのが「…
イーハトーヴ・冬
イーハトーヴ・冬
2020-12-04
ポチッと岩手!
ほんたうにそんな酵母ふうの 朧ろなふぶきですけれども ほのかなのぞみを送るのは くらかけ山の雪ばかり 宮沢賢治『くらかけ山の雪』より さらさらの雪がまぶしいイーハトーヴの冬。 ぼ…
民話の里、遠野の幻想
民話の里、遠野の幻想
2020-11-14
ポチッと岩手!
岩手県遠野では… 「昼むかしは、ネズミが小便をかける」 「夏むかしは、ネズミが笑う」 と、言う。 昔は、お話を聞くのは夜であり、冬だったからである。 静かで長い、遠野の冬には、人々は家の中に…
イーハトーヴ・秋
イーハトーヴ・秋
2020-10-04
ポチッと岩手!
水のようにつめたいすきとおる風が 柏の枯れ葉をさらさら鳴らし 岩手山の銀の冠には 雲の影がくっきり黒く うつっている日でした ( 宮澤賢治『狼森と笊森、盗森』より ) 激しい風の音が聞こえる…。 足…
さすらい地蔵
さすらい地蔵
2020-08-14
ポチッと岩手!
岩手県遠野市に不思議な 「さすらい地蔵」 という、お地蔵様がある。 『遠野物語』 によると… 白幡神社の境内に石造りのお地蔵様があり、俗にさすらい地蔵と呼ばれている。 この“お地蔵様”は女性…
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