函館ストーリー「彼女とロシアンティー」
僕たちは魚見坂を上り、カフェテリア・モーリエに立ち寄った。
大きな窓から、キラキラと青く輝く早春の海が、眼下に広がっている。
ここはロシア料理の店で、僕たちはピロシキとロシアンティーをオーダーした。
「これ、飲んでみたかったの」
笑顔の彼女は、ロシアンティーを飲んだ。
バラのジャムが華やかに香りが僕の鼻孔をくすぐった。
「心の中まで、温まるわ」
そう言うと、彼女は静かに目を閉じた。
彼女と付き合って初めての、春の訪れだった。
僕のハートの中で、BGMが静かに流れていた♪
そして、思ったんだ!
彼女となら、僕のハートは絶対に2つに割れることは無いってね。
付き合って初めての春かぁ
返信削除そういうことを、ちゃんと覚えている
そんな感覚がいいなぁって思うし
ひそかにハートの中では
BGMが鳴り響いているなんて
キュンキュンキュン^^
そんな、彼の心の内を
彼女、気づいているのかなぁ?
函館という街は、そんな
何気ない春の日のデートも
ドラマチックにしてくれるんだねぇ♪♪♪
クリオネ先生のストーリーは
洒落ていて、おいしそうで
そしてキュンキュン要素があって
と、読者のハートを割れさせませんねぇ^^ ふふふ
いいなぁ〜行きたいなぁ
ピロシキもロシアンティーも
いいなぁ^^
ぴいなつちゃん
返信削除いつも褒めてくれて、ありがとー!
桜餅、食べるかい?
僕が美味しいお茶をいれてあげよう。
この物語の設定では…
彼が話したピロシキやロシアンティーに、彼女が食べたい!と言って連れてきてもらった。
という感じかな(笑)
彼の優しさや気くばりは、まだ彼女には伝わってなく、熱いピロシキを頬張りロシアンティーにうっとりする姿を彼は笑顔で見ている、という1シーンだね。
ちなみに、このお店は…
映画やGLAYのMVにも登場する、外人墓地の中にあるカフェレストランです。