東日本大震災にまつわる不思議な話を、聞いていただきたい…

私の実家の隣にイタコさんが住んでいるのだが、3月11日のちょうど1週間前にイタコさんが突然、家を訪ねてきた。

イタコさんは家から出たことがないので、玄関で出迎えた母親は驚いたという。

そして…

「これから数日後に、とんでもない事が起きる!早く避難しなさい。なるべく遠くへ。南はダメだ、北へ行きなさい。もし、このまま居るのなら十分に注意して災害に備えなさい」

「これから私は北海道の知り合いのところに身を寄せる。これはお神酒だ、何かあったらこれを飲みなさい。体の不調はこれで治る」

と言い、お酒を2本置き出ていった。

イタコさんの言葉は、まさしく神様のお告げと同じ。

母親は水や食料を確保し、父親は家の周りを点検しタンスなどを固定した。

その後、母親はこの事を近所に伝えた。

殆どは、イタコさんが言うならと従ったが、数件の家は笑っていたという。

やがて、3.11を迎えた!

私の実家を含む近所は、人的には被害はなく物理的に僅かな被害があっただけだった。

しかし、イタコさんの話を笑っていた人たちは、当然ながら被害にみまわれたのだが…

1ヶ月後に、イタコさんは北海道から戻って来た。

真っ先に、私の実家へ来てくれ近所にも被害がないことを母親から聞いて安堵したという。

そして、次々と地元のみならず東北各地から人々が、イタコさんを訪ねてやって来た。

亡くなった家族の口寄せや、まだ見つからない家族の安否を尋ねる人々が連日のようにやって来たが、それは今でも続いている。


イタコさんは、東日本大震災が起こることを未来を予言していたのだろう…

また、イタコさんは近所に結界を張ってくれたのだと思う。

被害が無かったのは、ウチの実家の近所だけだった。


最後は、やはりコレでしょう!

フラッシュモブ合唱「花は咲く」

頑張ろう、東北!