辻仁成の小説で、「手紙」の代筆で人助けをする、売れない作家の日々を描いた物語。

10人の依頼人による10のエピソードが、それぞれの人生や様々な思いを交差させる。

十人十色の願いを込めて作家は「手紙」を書いていく…。

「手紙」の良さ温もり大切さが、しみじみと感じる一冊である。

メールやLINEではない、「手紙」でしか伝えられない気持ち。

また、「手紙」だからこそ想いを届けることが出来る。

自分だけの特別なもの、「手紙」

きっと、あなたも大切な人へ「手紙」を書きたくなるだろう。