突如、思い出したので書いてみる…

僕が祖母から子供の頃の話として、聞かされたものだ。


家の庭で、女の子数人で遊んでいたという。

遊びは、「かごめかごめ」とかだったそうだ。

ふと気がつくと、1人多い!

でも、名前も顔も分からない…

いつ、仲間に加わったのか?

誰も分からないという。

しかし、誰一人怖がることもなく、その女の子と一緒に遊んだそうだ。

これは、お母さんがいつも祖母に言い聞かせていた。

「遊んでいる時に、1人増えていても決して怖がらずそのまま遊ぶように!」

どうして?と祖母が聞くと…

「それは、オシラサマが一緒に遊んでいるのだから、仲間はずれにしないように」


当時は、どこの家にも「オシラサマ」が祀られていたそうだ。