祖母の体験談
突如、思い出したので書いてみる…
僕が祖母から子供の頃の話として、聞かされたものだ。
家の庭で、女の子数人で遊んでいたという。
遊びは、「かごめかごめ」とかだったそうだ。
ふと気がつくと、1人多い!
でも、名前も顔も分からない…
いつ、仲間に加わったのか?
誰も分からないという。
しかし、誰一人怖がることもなく、その女の子と一緒に遊んだそうだ。
これは、お母さんがいつも祖母に言い聞かせていた。
「遊んでいる時に、1人増えていても決して怖がらずそのまま遊ぶように!」
どうして?と祖母が聞くと…
「それは、オシラサマが一緒に遊んでいるのだから、仲間はずれにしないように」
当時は、どこの家にも「オシラサマ」が祀られていたそうだ。
オシラサマってはじめてきいた!!
返信削除誰も怖がらないところがすごいねー^^
かごめかごめって
懐かしいなぁ^^
はないちもんめとかも
やっぱり神秘的な土地だよね、東北地方って^^
ぴいなつちゃん
返信削除画像は、遠野のオシラサマで、遠野物語で有名だけど…
こちらにあるオシラサマは、もっと大きくてね。
オシラサマ祭りの時は、子供たちが背中にオシラサマを
背負って他の子供たちと遊んだそうだ。
「神遊ばせ」とか言って、オシラサマを遊ばせる行事だね。
オシラサマは、農家が家に祀っている「農業の神」「家の神」
で、棒状の桑の木に布を被せたものだ。
今回の話は、子供好きなオシラサマが子供たちの遊びの輪に
入って一緒に遊んだということだろう。