蔦温泉
『湯玉よ、おまへも百年千年はじめて此山中に、赤坊のやうに生まれてきたのだ』
(明治生まれの詩人・児玉花外の詩「暁の湯玉」より)
青森県にある蔦温泉は、多くの文人が滞在してきた。
中でも代表格といえば大町桂月だろう。
すっかり惚れ込み、幾度も訪れては滞在し、晩年には本籍をこの地に移してしまった。
児玉花外はその桂月の友人だったようで蔦温泉に根を生やして居続ける桂月をよく訪ねたという…
その時できた、つぶやきのような詩のひとつが「湯玉よ…」
蔦温泉は源泉の上にじかに湯船が造られていて、そこから湯が湧いている。
その湯は、注ぎ口から湯船に注がれているのではない!
ここの風呂は、湯船に浸かっていると、ブナの底板の間から、ぶくっ、ぶくっ、と熱い湯が玉になって沸き上がってくる。
これが湯玉なのだ!
長い歳月、地球に温められた湯が、今まさに生まれた瞬間である。
《長い歳月、地球に温められた湯が、今まさに生まれた瞬間である。》
返信削除あらためて、そうだよなぁ〜って
感心してしまった^^
湯玉ちゃんに会いたいなぁ♪♪♪
いますぐ、どこでもドアで
蔦温泉に入っていいですか?(笑)
湯玉が、ぶつかったら
「んぁああああああ〜」と言いたい(笑)
あったまりたいなぁ♪
ぴいなつちゃん
返信削除湯玉が体に触れたら熱いよ!
それでなくても、ここの湯は熱い。
特に生のお湯だかね、ジット熱さに耐える感じだ(笑)
ある程度、ガマンすると熱さに体か慣れてスーッと軽くなる。
浴槽脇にゴロリと横になれば、至福の時が待っているよ(笑)
いいですねー!
返信削除お湯の色は、無色透明なのかな?
匂いは?
湯玉って、初めて知りました。
歴史のある温泉なのですね!
⬆️
返信削除らんらんみらん🌸でした。
美蘭さん
返信削除お湯は無色透明、無味無臭です!
湯玉は、いきなりボコッと底から丸い野球ボールぐらいの
大きさで出てきます。
山の中にある一軒宿で歴史ある秘湯と言えるでしょう。