函館ストーリー「キミは、とても…」
今日は、久しぶりに彼女と会う。
前の晩に僕は、彼女の夢を見た!
春の明け方に見る夢は、正夢になるという。
夢の中で僕は、彼女にプロポーズする直前に、目が覚めたのだ。
待合わせのTACHIKAWA CAFÉ で、彼女は本を読んでいた。
僕は、店の前で3回も深呼吸をしてから、中に入った。
彼女は、ほとんど化粧もしておらず、その素顔がとても美しかった。
「その素顔がステキだよ…」
と、言うセリフも、上手く口に出来ない僕は、俯いてゴモゴモとしていた。
「んっ!」
と、小首をかしげる彼女は、僕を真っ直ぐに見つめていた。
「良かったら、僕と一緒に暮らさないか?」
僕は、勇気を振り絞り、そう呟いた。
「そうね、桜が咲く頃にね」
彼女は、すてきな素顔で、そう答えた。
このストーリー、だいすきで^^
返信削除なんていうかね、このシャイな彼が
春の夢に背中を押されて
夢の続きをちゃんと現実のものにして
正夢にしちゃう感じがツボ!!
んでもって、
桜が咲く頃にねと、さりげない彼女の
洒落た返事がまた、ねぇ〜!!^^
キュンキュンキュン♪♪♪
さすが、クリオネ先生です^^
ぴいなつちゃん
返信削除この物語は、写真のタチカワカフェに行った時に思い描いたストーリー。
キャロットケーキがとても美味しかった。
ちょうど今ごろの季節で、桜が咲く前の少し肌寒いころだった。
アンティークな家具に囲まれて、ポカポカ暖かい店内にいたから、こんな物語になったのだろうな(^^ゞ
褒めてくれて、ありがとー!