「雨の日には車をみがいて」五木寛之
この物語の主人公は、全編を通して一人の男性。
そして、いろいろな名車(全て古い外車)を乗り継ぎながら、一台の車に対して一人の女性が登場する!
古い車なだけに、やがてはその車と別れる事になるのだが、車と同時に恋も終わってしまう。
そして、新しい車と共に新しい恋が始まるのだ…。
しかし、その恋は軽薄ではなく、いつも真剣に女性に向き合う主人公に共感する。
車の知識が無くとも、気軽に読める短編集だ。
そして…
その都度、車と主人公に絡む女性たちが魅力的なのである。
都会という、クリスタルな雰囲気と孤独感のある生活。
この物語に書かれている感情は、誰もが持っているものだろう。
「書いていてこんなに楽しかった小説は無い」という作者のあとがきにもあるが、男性も女性も楽しめる大人の青春小説である。
ぬおーっ!!久々のオススメ本だ!
返信削除わーい!これは、すぐに
ブックオフに買いに走りまーす^^
書いていて楽しかったというのが、
すごくいいなぁと思った!!
都会というクリスタルな雰囲気と孤独感
って、これまたうまいなぁ^^
真剣に向き合う恋というのも、
すごく興味深い!!
早く読みたいなぁ^^
ぴいなつちゃん
返信削除そんなに待っていたの?
ゴメンゴメン…
皆さんが楽しめる本というは、なかなかないものでね。
また、こうして良い本が見つかったら紹介します!
'80年代は、クリスタルだったからな(笑)
きっと、大人の恋物語なのでしょうね!!
返信削除美蘭さん
返信削除そうですね、大人の恋物語ですね。
それも、'80~90年代といった感じの世界観です。