東京郊外の大型ショッピングセンター、「タイニー・タイニー・ハッピー」、略して「タニハピ」を軸として、「タニハピ」のどこかで交錯する人間模様をリアルに描いたオムニバス・ストーリー。
それぞれの登場人物の感情や生き方が描かれおり、それを自分の生き方と重ねて少し考えてみたり…
など、働く女性やかつて仕事をしていた女性なら共感できる部分が多い作品といえる。

以前に職場の女性から、「仕事の事で悩んでいる!」と相談を受けたが、上手く答えも見つからず、彼女は背中を押してもらいたいが自分では前に出るのを躊躇っているのが分かったので、僕の言葉で励ますより自らの意思で動いてもらおうと考えて、この本渡してその理由を話した。
彼女は、その後に仕事を辞めた。
少しは、この本が役に立ったと確信している…。

※仕事に悩んでいる全ての女性に、この本を贈ります!