「みのりちゃん、見て!可愛いでしょ?」

「直美ねぇさん、すっごく可愛いです!色も素敵でデザインも可愛いです」

「ありがとー!みのりちゃん、ちょっとそこに立って。初めての1枚は、みのりちゃんね」

「えっ、嬉しいです。いいんですか?」

「うん、ハイ、チーズ!」

「どうだい!上手く撮れたかい?」
「ハイ!尾崎先生。みのりちゃんの可愛さがよく出ていると思います」
「おぉ!いいね~。せっかくだから、みんなに見てもらう」
「おっ、尾崎先生。そんな、恥ずかしいです。それより、そのカメラは?」
「尾崎先生がね、可愛いカメラを見つけてた!と言ってプレゼントしてくれたのよ」
「そうなんですか?直美ねぇさんにとてもよく似合っていてホント可愛いです」
「ありがとー!みのりちゃんにそう言ってもらえると嬉しいな」
「そうだ、今度は僕が撮るから直美ちゃんはみのりちゃんの隣に立ってくれ」

文筆堂では、尾崎先生が野本直美にプレゼントした新しいデジカメで、松原みのりと一緒に楽しい午後のひとときを過ごしていました。