函館ストーリー「思いちがい」
ガラス張りの店内から赤や青の傘が向こうに見えた
コーヒーカップを口から離すと 微かに潮の香りと雨の匂いがした
二人で向き合っているテーブル
サヨナラの予感
何もかもが変わっていた
あんなに楽しかった会話が
今は魔法がとけたように虚しく響く
変わることは悪いことじゃない
変わることはいいことだと思う
赤い傘が七財橋の影に消えていく
いつの間にか霧雨はシトシトと降り注いでいた
ベイエリアの石畳は雨に濡れ光を反射している
二人とも無言のまま店を出た
別れ際にあなたが言ったこと
雨の音にかき消され聞き逃してしまった
くやしい
最後までふりまわされていたことが
やっぱり くやしい
私は 愛に似ていることを
愛だと思っていた
《私は 愛に似ていることを
返信削除愛だと思っていた》
なんか、すごいフレーズだね
ズシーンとくるね
変わることはわるいことじゃないんだけど
ふたりにとって
その変わるベクトルはまったく違うほうに向かっていたのだろうね
函館に行って撮った写真と
浮かんだストーリーなのかなぁ?と想像しながら読んでいた^^
雨の函館
なんか、曲みたいだねぇ
オトナっぽくて
すてきな世界感だった^^
ぴいなつちゃん
返信削除・13年ぶりの函館、初日は夕方から小雨が降った…
・あの頃と変わらない函館、そして変わった函館…
・一人旅の女性が多く目についた、この人(女性)は何を想い函館に…
・至る所に、愛の鐘や愛のフォトスポットが、「愛」とは?
函館ストーリーは決してハッピーエンドではない!という、愛の定義にもとづき、見たまま感じたままに、初心に戻った函館ストーリーとなりました。
失恋は、悲しいけれど、
返信削除新しいスタートのはじまり
なのかな?
恋愛のことは、
返信削除よくわからないです。
このストーリーは、
男性からだと
どんな心境なのかなぁ。
らんらんみらん 5さい🐰
美蘭さん
返信削除2人にとっては、新しいスタートとなるでしょうね!
恋という意味では。
美蘭さん
返信削除このストーリーでは、彼が一方的に彼女へ別れを告げた!という事です。
あくまで詩(ポエム)的に書いたものですから、その前後の深い意味は、まだありません。
女性目線ですが、男性目線だとどんな理由で別れを告げたのか?がポイントになりますね。