函館ストーリー「ブラウンの靴」
「ねぇ、逢いたいの。新しい靴をおろしたの、だから…」
「20分ぐらい遅れるよ、いいかな?」
「とっても素敵な靴なの、だから少しでも逢いたいの」
「なるべく早く、行くよ」
待ち合わせの場所に行くと、彼女はジッと自分の靴を眺めていた。
「やれやれ…」
どうやら、僕には気がつかないようだ。
声を掛けると泣きそうな顔で、僕を見つめた。
「ねぇ、見て!この靴よ。あなたの靴と同じ色なの」
「シンプルで、とてもいい」
「今日は、日がいいから八幡坂を歩いて来たわ」
「ハイ、これ!」
「えっ?バンドエイド…」
「これを買ってから来たのさ。靴擦れしているんだろう?」
僕たちは、ベイエリアのベンチに座りお互いの靴を脱いで並べた。
ブラウンのローファーが秋の陽射しを受け、切なそうに輝いていた。
可愛らしい2人^^
返信削除新しい靴を見てほしい彼女
しかも、彼と同じ色の!
で、そっけないかに思わせ
さりげなくバンドエイドを買ってきて
くれちゃう彼!驚き!
そんなコンシェルジュみたいな人
どこに行けば会えますか?^^
同じ色の2人の靴も
せつなげな顔をしながら
なんだか会話しているみたいに思えたなぁ♪
さすがクリオネ先生のマジックだねぇ
視点が違うなぁ^^
ぴいなつちゃん
返信削除確かに可愛らしい彼女ではあるが…
彼はよく振り回されているだろうね(笑)
とはいえ、彼もまんざらではなく。
そういうところが、愛しいのだろうね。
お互いの靴が会話をする…
そういう発想こそが、ぴいなつちゃんらしいね。
きっと、ぴいなつ先生の手にかかれば靴もおしゃべり
するだろうね。
こんばんは。
返信削除今年は、暖かい秋ですね。
わたしも靴が、欲しくなりました!
素敵なストーリーを
ありがとうございます🌸
らんらんみらん
美蘭さん
返信削除こちらは、寒暖の差が激しくなり秋めいてきました。
来月にはタイヤ交換、なんて事になりそうです。
秋って、新しい靴を買うには良い季節だと思います。
ぴいなつちゃんは食欲の秋でしょうけど(笑)
おしゃれの秋とも言いますもんね。
どうぞ、素敵な靴と出会えますように。