彼女と初めてやって来た函館の街は、潮風がとても心地よかった。
僕たちは真っすぐに、ロープウェイで函館山へと登った。


函館は夜景が有名だが昼の景色は、また違う素晴らしさがあった。

よく夜景を宝石箱に例えたりするが…

昼の景色は一つにつながる地上の銀河のようにも見える。


青空と地上の星の狭間で、僕たちの夏の恋が始まる。