普通の人間にはない妖魔(妖怪)と通じ合う力を持っているために、幼い頃から魑魅魍魎に狙われながら成長した大学生・飯島律。 

彼を守護するのは、亡き祖父・飯嶋蝸牛が従えていた強力な妖魔・青嵐、そして力は弱いが忠実でユニークな妖魔・尾白と尾黒。 

さまざまな妖魔(妖怪)が平穏なはずの日常に忍び込み、律とその家族は次々と奇妙な事件に巻き込まれていく…。

 

妖魔(妖怪)好きにはたまらない1冊であり、多くのファンがいる作品。 

オムニバス作品だが、一つの作品の内容が濃く一度や二度読んだだけでは、まったく理解できないほどの難解な内容が多く、それを読み解くのがファンの喜びとなっている。