函館ストーリー「サイレント・クリスマス」
クリスマスの夕暮れ、リビングの温度は7℃だった。
オレンジ色の光が部屋を少し、暖めたようだ。
僕は、暖房のスイッチを入れ、軽く掃除をした。
外は、雪が降り出しライトアップされた洋館が幻想的に輝いている。
「悪くない」
僕は、カーテンを閉めずそのままにしておいた。
しばらくして、彼女がやって来た。
時計を見ると、約束のちょうど19時だ。
彼女がやって来て、僕の心の温度はさらに5℃上がったようだ。
カーテンをそのままに、マッチを点けた。
20秒のマッチの明かりの後、キャンドルに火が灯る。
元町にある教会が、先を競うように鐘を鳴らす…
「メリークリスマス」
二人で静かに、乾杯をした。
しんしんと降る雪、鳴り響く鐘の音、それが今夜のBGMだった。
二度目の乾杯の後、僕たちは静かに見つめあった。
兄上、メリー・クリスマス!!^^
返信削除連続でロマンチックな函館ストーリーですねぇ♪♪♪
《彼女がやって来て、僕の心の温度はさらに5℃上がったようだ》
キュンキュンキュンだね!!
静かに見つめ合うクリスマス
鐘の音が鳴り響く函館で過ごす聖夜は、
想像以上にロマンチックなんだろうなぁ♪♪♪
ぴいなつちゃん
返信削除連続の函館ストーリー!
いや、クリスマスですから(^^ゞ
一度、夜の元町を散策中に突然に吹雪いた事があった。
ライトアップされたハリストス正教会がいつもと違って
それはそれは美しかった!
元町からベイエリアに降りたら、雪は止んだけどね。
こんばんは^^
返信削除綺麗なお写真ですね~!!
今年は、お世話になりました。
来年も よろしくお願いします。
美蘭さん
返信削除こちらこそ、お世話になりました!
また、どうぞ宜しくお願いしますm(_ _)m